SERIES
魅惑の昭和歌謡
〜その11〜
田中昌之の声と歌は、凄い!
……クリスタルキング「大都会」1979、「夏草の窓」1980、「離別学」1983、「愛をとりもどせ!」1984、「駆引き」1985、田中昌之「Over the Rainbow」2018
みなさん、こんにちわ^^🎶
今日も音楽ライフ、エンジョイしてますか〜?
さてさて、全9回も続いた、トップバッター、
「西城秀樹の凄さを伝えたい!」シリーズ、
ようやくコンプリートに至りまして、
ついに、今回から、
ほかの歌手やミュージシャンが登場してまいりますよ〜^^!
まずは、ズバリ、この方、
元クリスタルキングのヴォーカリストで、
現在もソロでライヴを続けていらっしゃる、
田中昌之さん。
通称、マー坊
でーす!
1年半くらい前かな、
ある日、突然、恋に落ちて、
以来、私がもっとも愛してやまない歌い手のひとりとして、
連日、わが家のステレオコンポのヘビロテ常連さんとなっていまーす^^🎶
以前、このウェブサイトのブログ欄でも、
2回、ご紹介しているのですが、
今日は、「超初心者の方にもわかりやすい、キホンのキ」を、
お届けしてまいりますよ〜^^!
では、さっそく行ってみましょう!
クリスタルキングと言えば、メジャーデビューしたのは、1979年のこと。
YAMAHAのポピュラーソング・コンテストでグランプリを取って、この曲をひっさげての登場でした。
クリスタルキング「大都会」1979
当時、売れに売れて、150万だか180万だか、そのくらい累計では売れたという、まさしく、ミリオンセラーになったデビュー曲でーす。
まずは、お聴き頂きましょう^^🎶
https://youtu.be/3o5J-7vnsGY?si=2AHqOxSLF5P4v3Nr
いかがでしたか?
このツイン・ボーカルのうち、出だしからフルスロットルなスーパー・ハイトーン・ヴォーカルを披露していたのが、マー坊です。
すっごい声と歌でしょ⁉
私の一年くらい前に書いたテキストから、一部抜粋して、
「なぜ私はこんなにもマー坊が好きか?」を、ご紹介しましょう。
「2022年、今年の春のある日。
幼い頃に聴いた、クリスタルキングの「大都会」が不意に聴きたくなって、
YouTubeにアップされている、当時のテレビ番組の録画を観た。
1979年から翌80年にかけて大ヒットしたミリオンセラー。
最初の動画を観て、あのインパクトあるメロディーと、
高音ヴォーカル担当だった田中昌之さんのスーパーハイトーン・ヴォーカルを聴いた瞬間、当時、幼心にどれだけ驚いたか、
その記憶と驚嘆の感覚が甦った。
幾つかの録画を比べ聴くうちに、あっという間に、
田中さんの圧倒的なまでの声と歌の力にすっかり魅了され、
YouTube上の他の曲の録音も、聴けるだけ聴き漁り始めた。
若い頃の音源から現在のものまで、CDやレコード、カセットテープを買い漁り、
アップルミュージックからダウンロードできる音源はダウンロードした。
YouTubeにしかない貴重な過去のライブなどの音源は、
コンバーターのソフトウェアを買ってMP3に変換し、
USBメモリに落として、メモリスティックをステレオコンポに差して、
来る日も来る日も、朝から晩まで、ひたすら聴き続けるようになった。
要するに、ある日突然、田中さんの声と歌と、恋に落ちた。
これだけ聴いても、聴き飽きることがない。
クリスタルキング時代からソロになって以降も、
繰り返し聴くにたえる佳曲が多いおかげも大きい。
だが、それ以上に、なにより、声と歌があまりにも見事すぎるのだ。
極上の料理を食べ飽きることがないように、
極上の絵画を見飽きることがないように、
彼の声と歌が、圧倒的に豊かなのだ。
とりわけ、若い頃のそれは、喩えれば、虹のプリズムや、モネの晩年の睡蓮の絵のように、
多彩な光と色が多層的なレイヤーを織りなして煌めいているかのような、
そういう豊かさだ。
そして、あまりにも、華麗で豊穣、豪奢、つまりはゴージャスで贅沢な声なのだ。
そこには、凜とした芯の強い潔さがありながら、
同時に、とてもセンシュアルな魅惑がある。
清潔な輝きと、蠱惑的で官能的な艶やかさが、絶妙なバランスで拮抗し、調和している。
それは、視覚的に喩えると、美しい青年の放つ清らかな色っぽさに似ていると思う。
彼にしか表現できない、独特のパンチとグルーヴの効いた歌い方の圧倒的な魅力もあり、
近年の彼の歌声にも、それは健在している。
30代の終わり頃、草野球をしている最中に、イレギュラーしたボールが喉を直撃して、
若い頃のスーパーハイトーンを失い、何年も苦しみもがいたという。
その後、音域は中低音主軸にキーを変化させて、再び歌うようになり、
現在まで歌い続けているわけだが、
近年の声と歌は、深く濃い琥珀色のなかに、
時折、鮮烈に銀色の閃光や白や赤や金の余韻が走る、
そんなふうに聞こえて、それもまた、味わい深いのだ。
というわけで、何事にも「美食家」で美味しいものに目のない私は、
彼のおかげで、思わぬラクジュアリアスな聴覚体験の歓びに、日々、恵まれている。」
ご関心持って頂けたら、ぜひ、全文と、もう一個の記事のほうは、以下でお楽しみください。
(ご紹介している曲も、今回のものとまた異なるので^^!)
https://www.sensibilities-eri-maenami.com/post/田中昌之さんの声と歌、その魅力
https://www.sensibilities-eri-maenami.com/post/マー坊(田中昌之)さんのアンコールに痺れた
で、とにかく、まずは聴かなきゃですよね!
続けてまいりましょう!
クリスタルキング「夏草の窓」1980
https://youtu.be/TOaebdtNwq8?si=QdlxQn7K3OxGzHDr
クリスタルキング「離別学」1983
(ライヴ音源)
https://youtu.be/mK4GDbmyoW8?si=XN6UTRq8v7m3VADs
クリスタルキング「愛をとりもどせ‼」1984
(1122万再生ってエグい・・・)。
https://youtu.be/HHAR5o_M8PA?si=F_a-DgkRcEsO8z8z
クリスタルキング「駆引き」1985
https://youtu.be/1cQ5Of4VJ-4?si=Le9UV3lNKI1HgMfR
田中昌之「Over the Rainbow」2018
https://youtu.be/aRz6rwVXqf4?si=j-v-v5HVfnrYaY3Shttps://youtu.be/aRz6rwVXqf4?si=j-v-v5HVfnrYaY3S
いかがでしたでしょう?
見事な夢のような声と歌でしょ?
歌い手として、「真の資質・才能・実力・底力」、
これらをヨユーで備えているひとって、
実は、古今東西、いろんなジャンルの音楽の世界を長年聴き歩いてきても、
なかなか巡り会えないんですよね〜。
その意味で、マー坊やヒデキは、奇跡的なヴォーカリストだと、私は感じるわけです。
ではでは、今日はこのくらいで〜。
またお会いしましょう^^!
2023/12/24

“極上の料理を食べ飽きることがないように、極上の絵画を見飽きることがないように、彼の声と歌が、圧倒的に豊かなのだ。”
“清潔な輝きと、
蠱惑的で官能的な艶やかさが、
絶妙なバランスで拮抗し、調和している。”





